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この場所から   

星が褪せる程の月の下は唇が震えるくらいに冷たくて
同じくらいに想いも冷めてしまうのが痛い程こころを伝う
とりとめのない涙を拭い掬い上げた雫を指先から溢れさせ
錆び付いた神経を更にぎこちなくさせるそれは明日への不安
この場所で今いえるのは未來は望みあるべきものだということ
この場所で今叫べるのは幼き命に光を与えるべきだということ
同じ涙はいらない
同じ憎しみはいらない
与えられるべき愛情を惜しみ無く与え育み優しきベールを

by sa_vertin | 2007-11-24 06:13

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