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時   

手を伸ばす先 触れた雫なぞって窓に描いた
遠い記憶の隙き間に見える心を濡らす夜の雨
あたしの眼に影をおとす見つめた先の世界
遠く滲んだ街の明りさえ傾れて形かえていく
膝抱えしゃがみこんでいたらひとりだけ取り残されてしまうね
痛みが強さに変わるコトあなたから教わった
進んでく路の心細さに足を止めないで

見えない明日追いかけるばかり
きのぉを見失う
雨に消えた足跡探してここに濡れているけど
孤独を追い越したらあなたに会えるから
もぉ何も怖くはないよ
歩き続ける

耳を澄ませば聞こえる風の歌に導かれていく
柔らかな光に包まれて振り向かずに生きていく

by sa_vertin | 2007-09-02 07:14

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