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辿り着いた果て   

少しずつ諦めるコトを覚えていき、言葉にならない言葉を発し、とめどなく溢れる涙を流し、いつになったら確かな想いを感じられるのかと自問自答し、意味をなさぬ時間をすごして気がついたら目の前は真っ黒な海。吸い込まれそぉな暗闇の中、このまま溶け込めたらいぃのにと、そんな浅はかな願いを抱きながらも足下は水の中。泣けない弱さも泣かない強さも持ち合わせてはなく、ただ悲しい嘘をつき続け、振り向けば取り返しのつかない「今」になっている。想い出を想い出として受け止められず、取り残された感情が暴れ出した時、あたしの首は海へと落ちる。

by sa_vertin | 2007-08-16 22:47

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